医薬品における殺菌剤(さっきんざい、英: anti-bacterial)とは、病原性を有する微生物を殺す、または増殖を抑止するための薬剤。殺菌薬とも。
ただし、抗生物質や抗真菌薬を除外し、微生物を非選択的に殺すものを呼ぶのが普通である。また医療機器の殺菌のみ、あるいは外用(皮膚)にのみ用いるものは消毒薬ということが多い。
例として以下のようなものがある。
- ヨウ素剤 - ヨードチンキ、ポビドンヨード
- 塩素類 - 次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カルシウム(さらし粉)
- マーキュロクロム液(赤チン)
- グルコン酸クロルヘキシジン
- アクリノール
- アルコール類 - エタノール、2-プロパノール(イソプロパノール、イソプロピルアルコール)
- 過酸化水素水(オキシドール)
- 逆性石鹸 - 塩化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウムなど
- フェノール類 - クレゾール石鹸液など
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