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佐賀県武雄市にある建築物 ウィキペディアから
武雄温泉楼門(たけおおんせんろうもん)は、佐賀県武雄市にある建築物。天平式楼門と呼ばれ、釘を一本も使っていない独創的な建築物。国の重要文化財。所在地は佐賀県武雄市武雄町武雄7425番地。
明治以降、観光温泉街として発展した武雄温泉の拠点として、武雄温泉楼門の建設が計画された。設計者は辰野金吾で、1914年11月20日に上棟、翌1915年4月12日に落成した。楼門は、建築面積119.96㎡、両側面翼屋付で、本瓦葺のいわゆる竜宮門とよばれる形式の門に、桟瓦葺の翼屋を張り出している。伝統的な和風意匠を基調としながら、細部の意匠や架構等に、当時としては新しい試みが見られる。釘を一本も使用していないことで知られる。また、当時の建築界をリードしていた建築家の辰野が関与した数少ない和風建築でもある。2005年7月22日に国の重要文化財に指定された[1]。
2013年の保存修理工事で、2階天井部から4つの干支の彫絵(子・卯・午・酉)が発見された。これらは、東京駅のドーム天井にある8つの干支の彫絵を合わせると、12支が揃うようになっている。設計者辰野金吾の遊び心だとされている[2]。
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