東禅寺 (桐生市)
群馬県桐生市にある臨済宗建長寺派の寺院 ウィキペディアから
歴史
1325年(正中2年)、南海宝州によって開山された。南海宝州は上野国新田郡世良田村(現・群馬県太田市)の長楽寺で仏法を学んだ僧侶で、上野国山田郡小倉村(現・群馬県桐生市)に赴き寺を創建した[1]。
1336年(建武3年)、新田義貞は当寺で戦勝を祈願し、毘沙門天像と寺領を寄進した。しかし、義貞は1338年(建武5年)、藤島の戦いで戦死した。当寺の墓地に「東禅寺角塔(建武の碑)」と呼ばれる供養塔があり、「建武五年七月三日」と刻まれている。この日は義貞の没年月日と一日違いであることから、義貞の供養塔との説もある[1][2]。
文化財
- 東禅寺角塔(桐生市指定重要文化財 昭和41年2月9日指定)[3]
交通アクセス
- 丸山下駅より徒歩43分。
脚注
参考文献
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