村松励
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村松 励(むらまつ つとむ、1948年12月23日 - )は、日本の心理学者、専修大学名誉教授。専門分野は臨床心理学、非行臨床、犯罪心理学。警察庁科学警察研究所顧問。元日本犯罪心理学会会長。
大学在学中、家庭裁判所調査官補Ⅰ種試験(現・裁判所職員採用総合職試験(院卒・大卒、人間科学区分))に合格。その後家庭裁判所調査官として、長年に渡り少年保護手続を担当。少年事件における家庭裁判所の審判では一般の刑事訴訟と異なり刑罰を下すのではなく、少年法の規定に従って「非行少年の再非行の抑止や更生を目的」としており、これら審判手続きを通じて、臨床心理学、犯罪心理学等、少年の犯罪に至る過程及び更生における援助を法務省、警察庁等、関連諸機関と協力して対処することを専門としてきた。また警察庁における少年法関連の審議会に参画し、前田雅英首都大学東京教授、菱川雄治元警察庁生活安全局少年課長(元近畿管区警察局長)と共に、非行少年等の早期発見・早期保護を推進する上で警察の果たすべき役割と法的な位置付けを明確にする等、少年問題における警察行政に関与。一方本件につき、日本弁護士連合会は「警察権の発動は、基本的人権の尊重の観点から、必要最小限度に止まるべきであり、これを拡大する法律の制定には反対である。」[1]旨表明している。税務大学校、裁判所職員総合研修所、千葉県警察本部等公的機関や早稲田大学、明治大学等他大学でも併せて講義を行っている。
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