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村上 春太郎(むらかみ はるたろう、明治5年(1872年)1月2日 - 昭和22年(1947年)6月10日)は日本の天文学者、物理学者。
愛媛県越智郡東伯方村大字有津の庄屋、村上重吉の長男として生まれる。独学で数学、物理学、化学の高等教員資格検定を合格、教授免状を取得する。
同志社理科学校で教え、明治36年(1903年)9月に第七高等学校造士館に赴任し、物理学教授として教鞭を振るう傍ら、赤道儀を設置した望遠鏡を備えた天文台を建設。啓蒙書「天文学一夕話(島津源蔵、明治35年)」、「天文と地象(恒星社厚生閣、1944、1949)」および旧制高校の教科書「物理学原論」を著した。
大英百科事典の第11版と第12版のAからZまでの全頁を読破、記憶していたという。
一方、月の運行について研究を行い、「月の運行摂動論」2巻を著した。戦災により原稿を焼失したが記憶により再現した。大正12年、英国物理学の大家オリバー・ロッジとも交流があった。
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