有鈎骨

四肢動物の前肢を構成する短骨のひとつ ウィキペディアから

有鈎骨

有鈎骨(ゆうこうこつ、有鉤骨)(羅名hamatum Os,hamatum)とは、四肢動物の前肢を構成する短骨の一つである。

ヒトの有鈎骨(Hで示された青色の部分)

ヒトの有鈎骨は、左右の手に1本ずつ存在し大菱形骨小菱形骨有頭骨とともに遠位手根骨を構成している。

有鈎骨と関節する骨

有鈎骨から起始する筋肉

有鈎骨に停止する筋肉

骨折

野球ゴルフテニスなど道具を握るスポーツに骨折が生じやすい[1]。グリップエンドの手に当たる部分への衝撃、手を付いての転倒などが原因となる[2]。また、同じ動作の繰り返しで骨に負荷が掛かり続け、疲労骨折を起こす[3]。野球選手に特に多く、スイングが強いほど衝撃も強くなるため「強打者の職業病」とも言われる[4]。手術は骨を切除する手術を行い、プロ野球選手が骨折した場合は100%が手術を行うとされている[5]

脚注

関連項目

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