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室町時代中期の幕府官僚、連歌師。政所代。連歌七賢の一人。蜷川親俊の次子。 ウィキペディアから
智蘊(ちうん、生年不詳 - 文安5年5月12日〈1448年6月13日〉)は、室町時代中期の幕府吏僚、連歌師。俗名は
応安(およそ1370年代前半)の頃まで越中国太田庄にあった。足利義教の政所公役を務めたが、義教の死後出家、智蘊と号した。和歌を正徹に学ぶ。正徹の『正徹物語』下巻「清巌茶話」は彼の聞書きとされている。
連歌では、1433年(永享5年)の「永享五年北野社一日一万句連歌」を初出として、多くの連歌会に参加。宗砌と共に連歌中興の祖と呼ばれた。連歌集に『親当句集』があるほか、『竹林抄』『新撰菟玖波集』に入集している。宗祇が選んだ連歌七賢の一人。
子の親元が記した『親元日記』には、智蘊と一休宗純の親交が記録されている。なお智蘊は、アニメ『一休さん』に登場する蜷川新右ェ門のモデルとなったが、実際の一休と交流があったのは出家後の晩年である。
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