旧外川家住宅
山梨県富士吉田市にある富士講の御師の住宅 ウィキペディアから
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旧外川家住宅(きゅうとがわけじゅうたく)は山梨県富士吉田市上吉田、北口本宮冨士浅間神社の門前に建つ、江戸時代中期の住宅である。富士講の御師の住宅であり、国の重要文化財に指定されている[1][2][3]。世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産に含まれる。
旧外川家住宅 | |
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旧外川家住宅 | |
所在地 | 山梨県富士吉田市上吉田三丁目503番地 |
位置 | 北緯35度28分48.3秒 東経138度47分47.2秒 |
類型 | 御師住宅 |
形式・構造 | 切妻造、妻入 |
建築年 | 西暦1768年 江戸時代中期 |
文化財 | 国の重要文化財 |
江戸時代には86軒[4]連なった富士山北口(富士吉田市)御師住宅のなかで、外川家が本住宅にて永らく御師を営んできた。 御師住宅(旧外川家住宅)は単なる住宅ではなく、宿坊、御神前を備えていた。 宿坊にて参拝者に宿を提供し、登山の世話を行い、御神前にて祈祷を行い、参詣者と神仏の仲立ちを行っていた[5]。
江戸時代中期、1768年(明和5年)に御師外川家により主屋が建てられ、幕末に裏座敷が増築された[6]。 平成時代まで、実際に使用されていたが、外川家が断絶した。主屋は保存状態が良く歴史的価値が高いため、富士吉田市が買い取り一般公開されている。2011年(平成23年)6月に国の重要文化財に指定された。また、2013年(平成25年)6月には、富士山が世界文化遺産に登録され、御師・旧外川家住宅はその構成資産に認定された。