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『扉は閉ざされたまま』(とびらはとざされたまま)は、石持浅海による日本の推理小説。及びそれを原作とした2008年のテレビドラマ。
碓氷優佳を探偵役とする碓氷優佳シリーズの第1作目である。また、犯人が最初から分かっている“倒叙モノ”であり、作者の「倒叙三部作」の1作目。
2006年版の本格ミステリ大賞で最終候補作に残り、このミステリーがすごい!及び本格ミステリベスト10では共に第2位に、週刊文春ミステリーベスト10では第5位にランクインした。
大学時代、軽音楽部に所属していた酒好きの6人が作った有志「アル中分科会」。集まる度に酒の話ばかりしていたため、他の軽音楽部員から「アル中分科会」などと名付けられたが、実際は臓器提供意思表示カードを持っているという共通点から親しくなった。
仲間の1人の発案で、卒業以来初めて同窓会を開くことになった。伏見亮輔は、その会場で仲の良かった後輩・新山和宏を殺害する計画を立て、それを実行する。彼はある理由から遺体発見を遅らせるために、ごく自然な理由を並べ立て、扉を開けさせまいとする。だが、碓氷優佳だけが部屋の様子を不審に思い、鋭利な推理で伏見を徐々に追い詰めていく。
2008年3月29日、WOWOWの「ドラマW」でテレビドラマ化され、『君の望む死に方』と2夜連続で放送された。黒木メイサ主演[1]。
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