慈善 (クルアーン)

慈善（アル・マーウーン、アラビア語: سورة الماعون‎）とは、クルアーンにおける第107番目の章（スーラ）。7つの節（アーヤ）から成る^[1]。マッカ時代初期の啓示と考えられている^[2]。マーウーンとは元は日常の必需品を指す言葉であったが、転じて財物を施し与える事を意味する言葉となった^[3]。

慈善
الماعون
Al-Māʿūn
アル・マーウーン

慈善
啓示	マッカ啓示
章題の意味	真の信仰について記され、それには信心と、貧困者や律儀者に親切を尽し、救援する心構えの必要なことが教えられる[1]
詳細
スーラ	第107章
アーヤ	全7節
ジュズウ	30番
語数	25語
文字数	112文字
前スーラ	クライシュ族
次スーラ	潤沢
سورة الماعون سورة الماعون

脚注・出典

1. 日本ムスリム情報事務所 聖クルアーン日本語訳
2. ベル (2003) 299頁。
3. “大川周明訳：古蘭(クルアーン)”. 大川周明ネット. 2017年3月4日閲覧。

参考文献

• リチャード・ベル『コーラン入門』医王秀行 訳、筑摩書房、2003年。ISBN 4-480-08783-4。

外部リンク

• 日本ムスリム情報事務所 聖クルアーン日本語訳