Loading AI tools
ウィキペディアから
引き伸ばし(ひきのばし、enlarging)は、写真の暗室作業のひとつで、ネガフィルムの画像を引き伸ばし機を利用して、印画紙に拡大して焼き付ける工程のことである。印画紙上にフィルムを密着させて露光し、フィルムと同じ大きさ(原寸大)の写真を作ることは、コンタクトプリント(ベタ焼き、密着焼き、密着印画)などと呼ばれる。引き伸ばし作業は暗室内で行い、引き伸ばし機、バット(vat、平たい長方形の容器)、印画紙用現像液、停止液、定着液などの薬品類などが必要である。引き伸ばしの工程により、印画紙は撮影からネガフィルムの現像と同様の化学変化を辿る[1]。
カラーフィルムの現像と引き伸ばし(カラープリント)は、現像工程が増えること、温度管理が難しいこと、引き伸ばし機(カラーヘッド)が高価なことなどからアマチュアにはあまり普及しなかった。
写真フィルムの現像には完全な遮光が必要であるが、両側の穴から手を入れると、「袖」の先端がゴムでぴっちりとしまって遮光できるダークバッグがあり、この袋の中で、手探りでパトローネから小型タンクにフィルムを巻き取り、後は必要な薬品を入れたり抜いたりすると、暗室なしでも現像が出来る。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.