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大相撲の行司 (1892-1948) ウィキペディアから
16代 式守 伊之助(じゅうろくだい しきもり いのすけ、1892年6月20日 - 1948年12月3日)は、大相撲の立行司。本名は刀根亀吉、山形県山形市出身。
伊勢ノ海部屋所属、のち出羽海部屋。9代式守伊之助の弟子(のち養子)。わずか6歳で初土俵。松翁20代木村庄之助、21代木村庄之助の弟弟子。
出世は兄弟子の21代庄之助よりも早かったが、行司引退も45歳と早かった。その後、年寄・立田川を襲名して理事まで昇進した。1948年胃癌のため56歳で死去。
22代木村庄之助著『二十二代庄之助一代記』によれば、頭脳明晰で事務能力が素晴らしく、話のわかる人物だったが、太っていて行司にはやや不向きであったようである。
また、故実などを覚えようとはせず、本来立行司の職務である土俵祭も、同じく立行司の20代庄之助(松翁)に任せ、一度も行ったことがなかったという。
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