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平成29年台風第3号(へいせい29ねんたいふうだい3ごう、アジア名:ナンマドル/Nanmadol、命名:ミクロネシア、意味:有名な遺跡の名前、フィリピン名:Emong)は、2017年7月2日に発生し、日本に上陸した台風。この台風の通過後、平成29年7月九州北部豪雨が発生している。
6月30日頃にフィリピンの東で形成が始まった低圧部(低気圧99W)が、7月1日15時(協定世界時1日6時)に熱帯低気圧になり、同時刻に合同台風警報センター(JTWC)は熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発した。その後、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)はフィリピン名エモン(Emong)と命名した[1]。そして2日9時(協定世界時2日0時)、熱帯低気圧は沖縄の南の北緯20度40分、東経127度5分で台風となり[2][3]、アジア名ナンマドル(Nanmadol)と命名された。同日12時、JTWCは熱帯低気圧番号05Wを付与した。
台風は3日未明に石垣島付近を通過した後、東シナ海を北上し、次第に進路を東寄りに変え、4日8時頃に長崎県長崎市付近に上陸した[4]。その後も台風は強い風雨をもたらしながら速い速度で東進し、同日12時過ぎには愛媛県宇和島市付近に[5]、17時前には和歌山県田辺市付近に再上陸した[6]。5日9時、日本の東で温帯低気圧に変わった。2000年以降に上陸した台風では最も若い番号である。
強風の影響で九州各県において計6万8500世帯で一時停電となった。また、九州新幹線は全線(博多 - 鹿児島中央)で一時運転を見合わせた[7]。長田部海床路(宇土市)の電柱が6本倒れた。また、NHKもひるブラが休止になった(NHKの台風特番でも最も若い番号。)
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