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日本のジャズ・サックス奏者 (1966-) ウィキペディアから
川嶋 哲郎(かわしま てつろう、1966年8月9日 - )は、日本のジャズ・サックス奏者、洗足学園大学講師[1][2]。
富山県に生まれ、6歳からピアノ、12歳からトランペットを学び、高校でテナーサックスに転じ、岡山理科大学在学中にジャズを始める[1][3]。
大学卒業後、名古屋で一般の会社員として働いた後[1]、大坂昌彦&原朋直クインテットの一員となってプロ・デビューし、このグループのアルバム『def』(1993年録音)に参加した[4]。
1999年、初のリーダー・アルバム『ETERNAL AFECTION』を発表し、この年から『スイングジャーナル』誌の人気投票でテナーサックス部門の首位をとるようになり[3]、2010年の同誌の廃刊まで12年間首位に立ち続けた[5]。その後、岡安芳明(ギター)、上村信(ベース)と東京銘曲堂 (TMD) を結成して[3]、2001年からアルバムを発表するとともに[6]、金子雄太(オルガン)、大坂昌彦(ドラムス)とのユニットDIRECTION名義でも2005年からアルバムを出し、さらに、ソロの即興演奏による「天元」シリーズ(2004年 - 2005年)にも取り組んだ[7]。
この間、鬼怒無月(ギター)、佐藤芳明(アコーディオン)、竹澤悦子(琴)、吉見征樹(タブラ)とのデュオ・アルバムも、それぞれ制作している[8]。
川嶋は、テナーサックスのほか、ソプラノサックス、フルートなども演奏する[1]。
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