岩村町本通り
日本の岐阜県恵那市にある地区 ウィキペディアから
日本の岐阜県恵那市にある地区 ウィキペディアから
岩村町本通り(いわむらちょうほんどおり)は、岐阜県恵那市の岩村町の中心街にある町並み。1998年(平成10年)に重要伝統的建造物群保存地区に選定されている[1]。
安土桃山時代から江戸時代にかけて、岩村川南側に街並みが形成された[1]。江戸時代には岩村藩三万石の城下町として繁栄した。面積は約14.6ha、東西延長約1.3kmの細長い地区である[1]。
ほぼ中央にある桝形(下町升形)から東側は、旧城下町の商家町だった地区である[1]。現在は江戸時代の建物はほとんど改造されているものの、もとは二階部分の低い「厨子二階」といわれる造りのものが多く、南北に長い敷地割り、切妻・平入りで、格子、出格子、桟瓦葺きが一般的であり、中にはなまこ壁であったり、武者窓が付いていたりするが、江戸時代初期から現在に至るまでの各時代の民家が軒を並べて混在している。
桝形から西側は、主に明治維新以降に形成された[1]。家屋は二階を当初から居室とする軒が高い造りとなっている。
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