山野井敦徳
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山野井 敦徳(やまのい あつのり、1944年- )は、日本の教育学者。川崎医療福祉大学福祉技術学部健康体育学科(教職課程センター)特任教授[1]。
大学教授の移動研究で教育学博士号を取得(広島大学 1985年)。富山大学教育学部教授・広島大学大学教育研究センター・高等教育研究開発センター・教育学研究科高等教育開発教授・専攻長・くらしき作陽大学音楽学部教授・子ども教育学部教授・同学部長を経て、現在、川崎医療福祉大学医療福祉学部特任教授及び広島大学名誉教授・くらしき作陽大学名誉教授。
広島県江田島市生まれ。1967年広島大学教育学部教育学科卒業。73年同大学院教育学研究科博士課程満期退学。1985年「大学教授の社会移動に関する研究」で教育学博士(広島大学)。日本教育社会学会理事、監事、日本高等教育学会理事、編集委員、全国大学教育研究センター協議会事務局幹事など歴任した。1973年富山大学講師、76年助教授、90年教授、1995年広島大学教育学部教授[2]、同大学高等教育研究開発センター教授、2009年定年退職、広島大学名誉教授、くらしき作陽大学音楽学部教授、子ども教育学部教授・学部長[3]、2014年名誉教授。
ライフワークは、大学・大学教授及び学問知に関する流動性(Mobility)についての研究分野を開発し総合的に明らかにした。流動性を三つの視点、すなわち流動性自体の測定研究(教授移動研究、大学教授市場研究、大学教授のキャリア形成研究など)、流動性を拘束する研究(大学教授人事研究、公募制人事研究、任期制人事研究など)及び流動性によって規定される研究(学問的生産性研究、学問的評価研究、学術賞・受賞研究など)を行った。現在、学問知及び大学社会の流動性(継続と革新)の理論的検討について取り組んでいる。
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