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1610-1682, 江戸時代初期の蒔絵師、地下歌人、国文学者 ウィキペディアから
初代山本 春正(やまもと しゅんしょう、慶長15年1月25日(1610年2月18日) - 天和2年9月8日(1682年10月8日))は、江戸時代初期の蒔絵師、地下歌人、国文学者。通称は次郎三郎、次郎兵衛、治三郎。舟木と号する。蒔絵師山本家の祖となった。
京都に生まれる。父は山本俊正といい、源義光の孫である山本義定の末裔という。[1]松永貞徳、木下勝俊、飛鳥井雅章に和歌を学び、伊藤仁斎を友とし漢籍にも通じたといわれる。漆工に巧みで蒔絵を得意とし、春正塗の名で世にもてはやされる。晩年は剃髪して法橋に叙せられ、舟木と号した。享年73で没し西林寺に葬られた。長男に山本景正[1]。
国学者・漆山天童は春正を「多芸多能なること本阿弥光悦以後ただ一人」と評し、同時代では雛屋立圃に比せられるのみと賞賛した[2]。
春正の子、景正も蒔絵を職業にしてその技工を伝え継いだ。
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