小田 菜摘(おだ なつみ、3月22日 - )は日本の少女小説家。2005年以前の筆名は沖原 朋美(おきはら ともみ)[1]。2005年現在、病院勤務。
『桜の下の人魚姫』が集英社主催2003年度ノベル大賞で、読者大賞を受賞。2004年、『勿忘草の咲く頃に』で文庫デビューを果たした。
文庫
- コバルト文庫
- 『勿忘草の咲く頃に』(2004年6月刊、沖原朋美名義)
- 『待つ宵草がほころぶと』(2004年8月刊、沖原朋美名義)
- 『桜の下の人魚姫』(2004年11月刊、沖原朋美名義)
- 『黄金を奏でる朝に〜セレナーデ〜』(2005年9月刊、沖原朋美名義)
- 『そして花嫁は恋を知る』シリーズ(2008年6月 - 2012年8月刊)
- 黄金の都の癒し姫
- 白銀の都へ旅立つ姫
- 紅の沙漠をわたる姫
- 緑の森を拓く姫
- 緑の森を統べる姫
- 黄土の大地を潤す姫
- 大河は愛をつなぐ
- 青の大河をのぼる姫
- 黄金の都を興す姫
- 黄金の都を受け継ぐ姫
- 月の女神は黎明を導く
- 想いは砂色の聖地に集う
- 薔薇の想いは海を越える
- 『花嫁の選択』シリーズ(2011年4月 - 2012年6月刊)
- 銀の森の姫は風の大地に向かう
- 風の国の妃は春を忍ぶ
- 東で石は宝珠に輝く
- 悠久の大河は紅涙を呑む
- 『霧の都の恋人たち 〜貴婦人の恋は珈琲の香り〜』(2013年2月刊)
- 『薔薇は花降る都で』シリーズ(2013年11月 - 2014年4月刊)
- 薔薇は花降る都で咲き初める
- 薔薇は聖なる都で咲き誇る
- 『春華杏林医治伝 〜気鋭の乙女は史乗を刻む〜』(2018年4月刊)
- ビーズログ文庫
- 『革命は恋のはじまり』シリーズ(2012年7月 - 2013年8月刊)
- 〜え?後宮解散ですか!?〜
- 〜2つの求婚と目覚める想い〜
- 〜告げる想いと自立する願い〜
- 〜絡まる希望と途切れぬ想い〜
- 〜つながる想いと開ける未来〜
- 『なりゆき斎王の入内』シリーズ(2014年4月 - 2016年11月刊)
- -この婚姻、陰謀なりけり-
- -その正体、さらにも言わず-
- -この恋路、乱れがはしき-
- -その想い、ひとかたならず-
- -心惑ひははかりなし-
- -心の花は咲き出ずる-
- -まばゆき胡蝶はまどはしたり-
- -侍う路は、いといみじなり-
- -比翼の鳥は和を調ぶ-
- 『恋衣花草紙』シリーズ(2017年4月 - 2017年8月刊)
- 山吹の姫の物語
- 白蓮の姫の物語
- 『にわか姫大夫の宮中事情~男装女官のお仕事~』(2018年8月刊)
- 集英社オレンジ文庫
- 『平安あや解き草紙』シリーズ(2019年3月 - 2022年1月刊)
- 〜その姫、後宮にて天職を知る〜
- 〜その後宮、百花繚乱にて〜
- 〜その恋、人騒がせなことこの上なし〜
- 〜その女人達、ひとかたならず〜
- 〜その姫、後宮にて宿敵を得る〜
- 〜その女人達、故あり〜
- 〜この惑い、散る桜花のごとく〜
- 〜その女人、匂やかなること白梅の如し〜
- 『掌侍・大江荇子の宮中事件簿』1〜5(以後続巻)(2021年12月 - 刊行中)
- 富士見L文庫
- 『お師匠さまは、天神様 やり直しの道は太宰府から』(2019年6月刊)
- PHP文芸文庫
- 『後宮の薬師 平安なぞとき診療日記』(2021年3月刊)
雑誌
- 『桜の下の人魚姫』(Cobalt 2004年4月号掲載、沖原朋美名義)※コバルト文庫『桜の下の人魚姫』に収録
- 『向日葵』(Cobalt 2004年6月号掲載、沖原朋美名義)
- 『奇跡のうた』(Cobalt 2004年12月号掲載、沖原朋美名義)
- 『草原の女王』(Cobalt 2009年7月号掲載)※コバルト文庫『そして花嫁は恋を知る 大河は愛をつなぐ』に収録
- 『黄金の都を受け継ぐ姫』(Cobalt 2010年3月号掲載)※コバルト文庫『そして花嫁は恋を知る 黄金の都を受け継ぐ姫』に収録
その他
- 『2003年度ノベル大賞最終選考発表!!』(Cobalt 2003年12月号掲載、沖原朋美名義)