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小普請金(こぶしんきん)は、江戸幕府の小普請が支払いを課せられた役金[1]。
当初は無役の代替として禄100石につき小普請夫役を負担したが、元禄2年(1689年)12月に金納へと変更され、翌3年(1690年)3月から小普請金を納入することとなった[2][3][4]。
禄高20俵(石)以下は免除、20俵から50俵は金2分、50俵から100俵は金1両、100俵から500俵は100俵につき金1両2分、500俵以上は100俵につき金2両と定められた。ただし70歳以上で小普請入りした者は納付は免除された[2][3]。
また、禄高に加算される「扶持」に関しては、1人扶持を5俵と計算した。2人扶持であれば10俵、3人扶持は15俵と計算したため、「禄高20俵以下は徴収せず」という規定であっても、「15俵1人扶持」であれば「1人扶持=5俵」で「15俵+5俵=20俵」となるので金2分を納めることになった[3]。
同年6月には小普請金納役4名が任命され、納金の制度が定められた。金はすべて後藤包、銀は常是包とし、小普請金のうち3分の1を7月に、残りの3分の2を11月に納入した[2][3]。
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