小建中湯

小建中湯（しょうけんちゅうとう）は、主に子供に用いられる漢方薬の一つ。小児夜尿症や夜泣きなどに用いられ、また腹痛を和らげ、胃腸の調子をよくし、体を丈夫にする働きがある^{[要出典][1]}。

構成生薬

• 桂枝^[2]
• 芍薬
• 生姜
• 大棗
• 甘草

以上の生薬を一定の割合で混合して煎じた上で、水飴（膠飴）を加える。

• 
  桂皮
• 
  甘草
• 
  芍薬
• 
  大棗
• 
  生姜

類方

• 黄耆建中湯 - 小建中湯に黄耆を加えると黄耆建中湯になる。
• 帰耆建中湯 - 黄耆建中湯に当帰を加えると帰耆建中湯になる。

脚注

[脚注の使い方]

1. 小建中湯：おくすり110番
2. 日本のエキス製剤では桂皮を使っているものが多い^[要出典]。