定理
数理論理学および数学において、証明された真なる命題 ウィキペディアから
定理(ていり、英: theorem)とは、数理論理学および数学において、証明された真なる命題をいう。
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概要
文脈によっては公理も定理に含む。また、数学においては論説における役割等から、補題(ほだい、英: lemma)あるいは補助定理(ほじょていり、英: helping theorem)、系(けい、英: corollary)、命題(めいだい、英: proposition)などとも呼ばれることがある。
一般的に定理は、まずいくつかの条件を列挙し、次にその下で成り立つ結論を述べるという形をしている。例えば、次は代数学の基本定理の述べ方の1つである。
ある一定の条件(公理系)下で命題を述べ、それが「定理」であると論証する、というのが数学という分野の中心的な研究の形態である。
数学の多くの分野には、各々「基本定理」という名で呼ばれる中心的な定理が存在している。なお定理という名称と証明という手続きは、数学のみならず、物理学や工学においても使用される。
有名な定理
数学
物理学発祥の定理
- ビリアル定理
- ブロッホの定理
- ベルヌーイの定理
- エーレンフェストの定理
- ネーターの定理
- 量子複製不可能定理
- 特異点定理
- アーンショ―の定理
- H定理
- リー・ヤンの定理
- スピン統計定理
- バーコフの定理
- ウィグナーの定理
- 量子回帰定理
- ゲルマン=ロウの定理
- ブロッド=ドミニシスの定理
- ボーア=ファン・リューエンの定理
工学発祥の定理
経済学発祥の定理
※数学以外の分野から発祥した定理は、物理学発祥、工学発祥、経済学発祥として表記した。ただし、数学者が証明した物理学の定理は物理学発祥とした。
関連項目
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