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1985年に公開された日本のアニメ映画 ウィキペディアから
『妖精フローレンス』(ようせいフローレンス)は、1985年公開のサンリオのアニメーション映画である。
『星のオルフェウス』、『シリウスの伝説』などでアニメーション製作を手がけたサンリオ映画製作部が、劇場公開用として製作したアニメーション。実製作期間4年、セル画数12万枚。併映は『想い出を売る店』。配給収入は1.8億円[1]。
ベゴニアの花の妖精フローレンスと、オーボエ奏者の青年マイケルの、冒険と愛の物語。音楽とアニメーションの融合を演出的テーマとした本作は、商業アニメーションとしては珍しく、音楽(クラシック)の録音を先に行い、それに合わせて後からイメージボード、絵コンテ、動画を作成するという方法がとられた。音に合わせて動きを付けるこの手間のかかる手法は、ディズニーの『ファンタジア』などでも使われた。声の出演も、劇団四季(当時)の市村正親や、宝塚歌劇出身の毬谷友子、シンガーソングライターの中島みゆきなど、異色の採用であった。
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
ベゴニアの妖精フローレンスに連れられて、オーボエ奏者のマイケルは、花の国へ行く。オールマイティの力を持つセンバの棒にまつわる、騒動に巻き込まれながら、花の世界を旅するマイケル。人間の世界にもどって、オーケストラ発表会で演奏することができるのだろうか……。
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