太陽賞(たいようしょう)は、かつて平凡社が主催していた写真賞。1964年創設。
1964年(昭和39年)に、平凡社が前年に創刊したグラフ雑誌『太陽』の創刊1周年を記念して創設した賞[1]。写真の中でも「組写真を対象としたドキュメンタリー」を対象としていたことと、基本的に新人・若手カメラマン向けの賞であったことが特徴[1]。
賞の母体となっていた『太陽』が2000年に休刊になったため、本賞も前年の1999年(第36回)を最後に休止された。
- 荒木経惟(第1回太陽賞「さっちん」) 中島洋、加藤菊夫(第1回準太陽賞)
- 服部吉宏、秋山忠右・佐藤晴雄共作(第2回準太陽賞)
- 昆田亨(第3回太陽賞「カトマンズの谷間」) 福田一文(第3回準太陽賞)
- 南良和(第4回太陽賞「ある山村の記録」)
- 本橋成一(第5回太陽賞「炭鉱・ヤマ」) 福田博之(第5回準太陽賞)
- 佐藤元洋(第6回太陽賞「反戦運動'68」) 高橋勇(第6回準太陽賞)
- 黒田靖夫(第7回太陽賞「至福千年」)
- 土田ヒロミ(第8回太陽賞「自閉空間」) 吉岡功(第8回準太陽賞)
- 小川忠博、鈴木幸輝(第9回準太陽賞)
- 古林洋(第10回太陽賞「衝撃の町」) 高橋松寿(第10回準太陽賞)
- 吉田一夫(第11回太陽賞「刺青」) 角田武(第11回準太陽賞)
- 鈴木龍一郎(第12回太陽賞「聖印度行」)
- 比嘉康雄(第13回太陽賞「おんな・神・まつり」)
- 栗本喜久雄、小林輝隆(第14回準太陽賞)
- マツシマススム(第15回太陽賞「琵琶湖私景冬から冬」) 若目田幸平(第15回準太陽賞)
- 福田文昭、山口大輔(第16回準太陽賞)
- 嶋田忠(第17回太陽賞「カワセミ 清流に翔ぶ」) 原芳一(第17回準太陽賞)
- 橋口譲二(第18回太陽賞「視線」)
- 藤野淳(第19回太陽賞「私観『にっぽん国憲法』抜粋」)許南英(第19回準太陽賞)
- 横山良一(第20回太陽賞「リバーロードのラフィキ」)
- 戸田れい子、吉江真人(第21回準太陽賞)
- 大西みつぐ(第22回太陽賞「河口の町」)
- 木原義敬、相川透(第23回準太陽賞)
- 小畑雄嗣(第24回太陽賞「海市蜃櫻」)
- 増見芳隆(第25回太陽賞「普通の中の不思議」)
- 小野庄一(第30回太陽賞)
- 桃井和馬(第32回太陽賞)