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大須賀 美恵子(おおすが みえこ)は、兵庫県西宮市出身の日本のロボット工学者・情報学者。大阪工業大学ロボティクス&デザイン工学部教授・初代学部長。博士(工学)(東京大学)。常翔学園評議員。日本バーチャルリアリティ学会2020/2021会長[1]。ヒューマンインタフェース学会8代目会長[2]。日本人間工学会理事・関西支部長。元日本生体医工学会理事。総務省情報通信審議会情報通信技術分科会研究開発・標準化戦略委員会2008専門委員[3]。
主な専門は、生理心理工学・人間工学、ヒューマンインタフェース・ヒューマンロボットインタラクション、知能情報学・ソフトコンピューティング。[4]
兵庫県立西宮高等学校卒業[5]。1979年東京大学工学部計数工学科卒業。のちに、博士(工学)(東京大学)[6]。三菱電機中央研究所および先端技術総合研究所にて、ヒューマンセンシングおよびウエルネス分野の研究開発に従事[7]。1997年神戸大学大学院自然科学研究科情報メディア科学専攻客員助教授を経て、2002年大阪工業大学情報科学部情報メディア学科教授[8]。2006年同大学工学部生体医工学科(現:生命工学科)教授。2010年工学部ロボット工学科教授。2017年ロボティクス&デザイン工学部教授、初代学部長。2020年常翔学園評議員。
主な所属学会は、ヒューマンインタフェース学会、日本バーチャルリアリティ学会、日本人間工学会、日本ロボット学会、IEEE-EMBSなど[9]。主な受賞は、日本人間工学会論文賞など[10]。
また、「メタバース進化論 - 仮想現実の荒野に芽吹く解放と創造の新世界」(バーチャル美少女ねむ著、技術評論社2022)の推薦者の一人[12]。
ロボティクス&デザイン思考の対外啓蒙活動として、大阪工業大学梅田キャンパス1Fギャラリーで行われる市民と研究者とのオープンな交流を目的としたサイエンスカフェ「Stream Cafe」の開催[13]、神戸市主催の都市活性化クロスメディアイベント「078KOBE ONLINE」2020での講演(テーマ:テレポーテーションアバターロボットを使った遠隔授業参加 – テレロボ教育の可能性)[14]、日本工学教育協会主催の「イノベーションのための工学教育イノベーション」2017でデザイン思考教育についてのパネルディスカッションに参加している[15]。また、高校生向けの「大阪サイエンスデイ」&「科学の甲子園」大阪府大会での基調講演など、高大接続・オープンイノベーションを積極的に推進し、“すべての人に開かれたキャンパス”の実現に取り組んでいる[16][17]。大学間研究室交流として大阪工業大学と芝浦工業大学との「二工大合同HI研究会」2018/2019/2020を開催している[18]。
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