大湊港
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下北七湊の一つであり、明治以降は津軽海峡に対した本州側の要地として帝国海軍の軍港となった。太平洋戦争の末期は、大湊町であり、市制施行していない地域であったが、海軍の基地があるということもあり空襲を受けた。終戦直前には海軍関係者も合わせて、町では異例の10万人近くの人口があった。
大湊は現在でも海上自衛隊の基地があり、青森県以北を警備担当区域とする大湊地方隊の地方総監部が置かれている。大湊に限って言えば比較的第3次産業の比重が高い。
現在は独立行政法人海洋研究開発機構の保有する地球研究船「みらい」となった原子力船「むつ」の旧定係港が置かれていた。大湊港下北埠頭に総工費23億円をかけて建造した[1]が、むつの放射線漏れ事故により帰港を拒否され、新たにむつ市北部に関根浜港を建設することとなった。旧母港施設は今も日本原子力研究開発機構が所有しており、原子力機構や日本海洋科学振興財団、日本分析センターの研究施設が所在する。新定係港の関根浜港ともども、海と原子力関連の研究施設が集積しており、むつ市自体は海、先端技術との関わりの中で海洋研究拠点都市として発展することを希望している[2]。
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