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大韓帝国の勲章 ウィキペディアから
大勲位瑞星大綬章(だいくんいずいせいだいじゅしょう)は、大韓帝国の勲章である。
大勲位瑞星大綬章は、1900年4月17日に発布された大韓帝国勅令第13号の勲章条例に追加される形で、1902年8月12日に制定された。名称は国初に基づくものである。
大勲位李花大綬章を受章した大韓帝国皇帝の血族や武官、文官などのなかでも優れた功績を上げたものに対し、皇帝の特旨で授与された[1]。
大勲位瑞星大綬章は正章と副章の二種類で構成されている。正章は銀製で、直径約7.6センチメートルである。正章の中央部には、中に銀白色の星が3個描かれた赤色の円がある。円の周りは木の葉で囲まれており、さらに外側には銀白色の十字とスモモの花が配置されている。正章に付属している金輪にもスモモの花が配置されている。副章の基本構造は正章と大差ないが、副章には金輪は付属せず、その代わりに裏にピンがついている。また、正章と副章に共通することとして、どちらも裏に「瑞星大勲」と記されていることが挙げられる[2]。
大勲位瑞星大綬章を佩用する際は、織地淡紫色、双線黄色の大綬を右肩側から左わき腹側にかけて着用する。その他、副章は左胸[3]に、略綬は通常礼服時ラペルホールに佩用する[3]。
受章年 | 受章月日 | 肖像 | 名前 | 職業等 | 国籍 |
---|---|---|---|---|---|
1907年 | 1月21日 | 李載覚[4] | 韓国赤十字社総裁 | 大韓帝国 | |
1月23日 | 田中光顕[5] | 宮内大臣 | 大日本帝国 | ||
3月12日 | 長谷川好道[6] | 朝鮮総督、陸軍大将 | 大日本帝国 | ||
6月29日 | 寺内正毅[7] | 陸軍大臣 | 大日本帝国 | ||
7月27日 | 林董[8] | 外務大臣 | 大日本帝国 | ||
10月30日 | 李載冕[9] | 李氏朝鮮王族 | 大韓帝国 | ||
李載完[10] | 陸軍副将 | 大韓帝国 | |||
1908年 | 1月29日 | 徳大寺実則[11] | 内大臣兼侍従長 | 大日本帝国 | |
3月20日 | 閔丙奭[12] | 政治家、子爵 | 大韓帝国 | ||
5月7日 | 尹沢栄[13] | 海豊府院君 | 大韓帝国 | ||
9月23日 | 李埈鎔[14] | 大韓帝国皇族 | 大韓帝国 | ||
1909年 | 9月6日 | 曾禰荒助[15] | 韓国統監 | 大日本帝国 | |
1910年 | 4月2日 | 岩倉具定[16] | 宮内大臣 | 大日本帝国 |
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