大刀洗陸軍飛行場
福岡県にあった日本陸軍の飛行場 ウィキペディアから
福岡県にあった日本陸軍の飛行場 ウィキペディアから
大刀洗陸軍飛行場(たちあらいりくぐんひこうじょう)は現在の福岡県三井郡大刀洗町、朝倉郡筑前町と朝倉市にまたがる地域にあった日本陸軍の飛行場。
1916年に陸軍が計画し、1919年10月に完成した飛行場。土地の選定理由として、中国大陸に向かう航空隊の中継地点の役割、海岸から距離があり敵艦隊の艦砲射撃の影響を受けないこと、飛行場に適した広大で障害物のない場所であることなどが考慮された[1]。1929年から1936年まで民間機の発着も行われていた。
1937年(昭和12年)頃より飛行場に付随する軍の施設が増え、陸軍航空兵の飛行機操縦教育における拠点のひとつとなった[1]。太平洋戦争終盤には本土防衛の一翼を担うが、アメリカ軍の空襲を受けて壊滅的な被害を受けた。終戦後、廃港となり、跡地は農地やキリンビール福岡工場用地に転用された。当時の門柱や時計台(慰霊碑として改修)、監的壕、井戸が原地蔵公民館付近に保存されている。
沿革の一部の内容は参考文献「証言大刀洗飛行場」P2-P3より抜粋
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