地雷禁止国際キャンペーン
NGOの連合体 ウィキペディアから
地雷禁止国際キャンペーン(じらいきんしこくさいキャンペーン、英: International Campaign to Ban Landmines、略称:ICBL[2])は、対人地雷の製造と使用の廃止を目指して結成されたNGO(非政府組織)の連合体である。

1992年に以下のこの分野に関係ある6つの団体が地雷の廃止のために協力する目的で合意し結成された。
- ヒューマン・ライツ・ウォッチ
- メディコ・インターナショナル (Medico International)
- ハンディキャップ・インターナショナル(Handicap International)
- 人権のための医師団 (Physicians for Human Rights)
- アメリカベトナム戦争従軍者会財団(Vietnam Veterans of America Foundation)
- 地雷の専門家で構成される、地雷顧問団(Mines Adivisory Group)
2003年時点までに1100を超える団体がさらに加盟している。
この活動は世界的に広がった。ダイアナ皇太子妃は有名な支持者だった。
この運動の最大の成果は、1999年に対人地雷の製造と使用を禁止する対人地雷の使用、貯蔵、生産及び移譲の禁止並びに廃棄に関する条約(オタワ条約)が発効したことである。この条約は日本も批准した。しかしアメリカ合衆国、ロシア連邦、中華人民共和国は今のところ批准を拒否している。
地雷禁止国際キャンペーンとその報道官ジョディ・ウィリアムズはこの活動が評価され、1997年ノーベル平和賞を受賞した。
脚注
関連項目
外部リンク
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