四環系抗うつ薬

ウィキペディアから

四環系抗うつ薬

四環系抗うつ薬(よんかんけいこううつやく、: tetracyclic antidepressant)は、抗うつ薬の種類の一つ。四環系とは、薬剤の分子構造中に連なった環状構造が4つあることに由来している(三環系抗うつ薬と比較のこと)。

Thumb
四環系抗うつ薬のひとつミルタザピンの化学構造。4つの環状構造をもつ。
Thumb
三環系抗うつ薬のひとつアモキサピンの化学構造

三環系やSSRISNRIと比較すると即効性があり、飲み始めてから4日程度で効果が発現する。三環系と同様に、抗コリン作用による副作用(口渇、排尿困難など)を伴う場合があるが、三環系抗うつ薬に比べて軽いことが特徴とされる。

薬剤名

一般名(商品名)という形式で、具体的薬剤を列挙する。

出典

関連項目

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.