嘉手納ロータリー(かでなロータリー)はかつて沖縄県中頭郡嘉手納町の中心部にあったロータリー交差点である。

国道58号標識
沖縄県道74号標識
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完成直後の嘉手納ロータリー(1945年8月)
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嘉手納ロータリー(2005年)

歴史

沖縄戦後の1945年(昭和20年)に建設された。

国道58号主要地方道沖縄嘉手納線(県道74号線)が接続していたロータリー交差点で、直径約120mの「日本一」ともいわれるロータリーであったが、交通量の増加に伴い、休日には交通渋滞が生じ、また、流入部などで交通事故が多発するようになり問題となった。そこで嘉手納町では沖縄米軍基地所在市町村活性化特別事業(沖縄懇談会事業)の一つとして「嘉手納タウンセンター開発事業」と称する中心市街地再開発事業[1]を総事業費約200億円をかけて実施し、それと連携する形で、2007年度に国道58号が嘉手納町役場・嘉手納警察署の東側に建設した新道に移行し、あわせて嘉手納ロータリーが廃止され撤去された[2][3][4]。その後、旧ロータリーの東側の位置に国道58号から県道74号線が分岐する通常の三叉路が設けられた。

交差点西側のロータリー跡地には温水プールなどのあるロータリープラザ、防衛省沖縄防衛局などが設けられている。

脚注

参考文献

関連項目

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