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吉本 健二(よしもと けんじ、1967年 - )は、日本の歴史評論家、文筆家。
和歌山県生まれ。東京大学文学部倫理学科卒業。1996年東大大学院人文科学研究科で、「道学者・佐藤直方の『自己』」によって文学博士号取得。[1]
1997年北野太乙の筆名で『エヴァンゲリオン解釈と鑑賞』を刊行、翌年、続けて『日本アニメ史学研究序説』、『反・徳川慶喜伝説』、また時評集『怒り・1998』を刊行する。
1999年1月より、『正論』誌上で「毒書の時間」の連載を開始(北野太乙名義)。もっぱら左翼系の本を非難する内容の連載だった。同年、桐原健二の筆名で『暁の機動船隊』を学研の歴史群像新書から書き下ろし、また大河原龍二の筆名で『大軍師伝』を書き、歴史実録もの作家となる。
2001年からは、本名の吉本健二名義で『戦国大合戦記』、『戦神伝説 上杉戦国志』、2003年からは『眩関ケ原』と、いずれも数冊にわたる著作を出す一方、『松本零士の宇宙』、『手紙で読み解く戦国武将意外な真実』なども著す。
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