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トムとジェリーの短編作品のひとつ ウィキペディアから
『台所戦争』(だいどころせんそう、The Little Orphan、1949年4月30日、劇場公開時『食いしん坊の子ねずみ』)は、「トムとジェリー」の作品の一つ。1949年アカデミー短編アニメ賞受賞作品。
台所戦争 | |
---|---|
The Little Orphan | |
監督 |
ウィリアム・ハンナ ジョセフ・バーベラ |
脚本 |
ウィリアム・ハンナ ジョセフ・バーベラ |
製作 |
アーヴ・スペンス ケネス・ミューズ エド・バージ レイ・パターソン |
製作総指揮 | フレッド・クインビー |
音楽 | スコット・ブラッドリー |
配給 | メトロ・ゴールドウィン・メイヤー |
公開 | 1949年4月30日 |
上映時間 | 7分52秒 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
今日は感謝祭。ジェリーの下へ孤児院から子ネズミが訪ねて来た。
「 | この子はニブルス、感謝祭の晩餐会にゲストとしてお招きいただいた小さな孤児です。 この度はありがとうございます。“バイダウィー・マウス・ホーム”[注 1] 追伸:この子はいつもお腹を空かせています。 |
」 |
孤児院からの手紙を読んだジェリーはニブルスに何か食べさせようとするが生憎食糧は切らしていた。そこでトムのミルクを失敬させることにしたものの、トムに見つかってしまい全て飲まれてしまう。
丁度その時、ダイニングではお手伝いさんが感謝祭の準備をしていた。白い食卓に並べられたメインディッシュのローストターキーや色とりどりのデザートなどを見てジェリーは早速ニブルスを連れてダイニングへ乗り込む。大喜びのニブルスはジェリーも呆気に取られるほどの異常な食欲で次々とご馳走を食いつくし、蝋燭など食べられない物までもかじり始め、アクシデントを起こしてはジェリーをハラハラさせる。
そんな中、テーブル上のドタバタで吹っ飛んだオレンジを飲み込み、トムは再び目を覚ます。テーブルの上を見上げた彼はピルグリム・ファーザーズの格好をしてご馳走を食べ歩く2匹のネズミを発見。早速、羽根ハタキを被ってインディアンに扮し、テーブルの上で三つ巴の戦いを繰り広げる。
ついにジェリーを捕え、狂喜の雄叫びを挙げるトム。しかしニブルスの活躍によりコテンパンにやられ、ついに白旗を揚げる。
こうして「戦争」は終結し、和解したトム達は食前に感謝の祈りを捧げる。そして、ローストターキーを皆で味わおうとした矢先、ニブルスが一足先に全てペロリとたいらげてしまうのだった。
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