台中水湳空港

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台中水湳空港

台中水湳空港(たいちゅう-しゅいなん-くうこう)は、2012年に閉鎖された、台湾台中市の空港です。名前の由来は、付近の北屯区にある村、シュイナン。

概要 台中水湳空港臺中水湳機場 Shuinan Airport, 概要 ...
台中水湳空港
臺中水湳機場
Shuinan Airport
Thumb
閉鎖前の空港
IATA: TXG - ICAO: RCLG
概要
国・地域 台湾
所在地 台中
開港 1911
閉鎖 2012/08
座標 北緯24度10分55秒 東経120度39分23秒
滑走路
方向 長さ (m) 表面
18/36 1620 アスファルト
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歴史

日本統治時代に大日本帝国陸軍のために建設され、台中県で唯一の空港だった。民間向けの旅客便も運航され、日本への直行便も運航されていた。第二次世界大戦中、神風特攻隊の出撃拠点にも使用された。大戦後、中華民国空軍が空港を支配下に置いた。台中にある軍事施設で唯一、二・二八事件で民間人によって占拠されなかった。

1950年代から1980年代にかけて、台湾の航空宇宙産業の重要な拠点となり、航空宇宙産業開発公社の本拠地にもなった。しかし、1946年から1970年の間、空港は軍事目的で使用され、旅客便は運航されていなかった。旅客便は、1971年に旅客ターミナルの建設とともに運航を再開した。

台中市の急速な発展に伴い、空港は密集地の中に位置するようになり、日本の大阪伊丹空港のように、騒音問題などが発生するようになった。国際線は、利便性向上のために、2004年3月5日にすべての便が台中国際空港に移管された[1]。その後旅客便は撤退し、国家空挺部隊(en)の拠点として使用されたのちに、2012年8月に閉鎖された[2]

参考文献

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