双数姉妹(そうすうしまい)は、かつて存在した日本の劇団。1990年に早稲田大学演劇研究会を母体として創設され、2012年に活動を休止した。 歴史 1990年、早稲田大学演劇研究会を母体として、小池竹見を中心に旗揚げする[1]。 1993年、早大劇研アトリエで『トラヴェロ』を公演する。 1994年、 青山円形劇場で『サナギネ』を公演。主宰の小池竹見は、ゴスペラーズのライブ演出も手がけはじめる[2]。 1998年、看板女優でもあった明星真由美が劇団から独立[3] 、2001年に氣志團のマネージャーに転身した[4]。 2012年、吉祥寺シアターでの『オルフェゴッコ』を最後に活動を休止した[5] 特徴 フリーエチュードという手法で俳優たちが即興で作り上げる作品が中心で、斬新な舞台装置も話題となった[6]。 メンバー 小池竹見(主宰・作・演出・舞台美術) 小林至 井上貴子 今林久弥 五味祐司 佐藤拓之 明星真由美 野口かおる 日高ひとみ 苅部 園子 田中桂子 公演履歴 1993年 トラヴェロ(早大劇研アトリエ) ソビエト(早大劇研アトリエ) 1994年 H・C・E(THEATER TOPS) サナギネ(青山円形劇場) 1995年 コサック(THEATER TOPS) コサックТОКИОへ(早大劇研アトリエ) サーカスと革命(THEATER TOPS) 1996年 16(スペースゼロ) ハクチカ '96(恵比寿イーストギャラリー) 1997年 SHOCKER(下北沢本多劇場) 3 BALKAN BOYS(THEATER TOPS) 1998年 OCTAGON(青山円形劇場) オペレッタ 王女Pの結婚(紀伊国屋ホール) 1999年 Some Girls(THEATER TOPS) 安門天(THEATER TOPS) 2000年 ニセオレ(THEATER TOPS) 双数姉妹~神無きフタリの霊歌~(紀伊国屋サザンシアター) 2001年 不在者(THEATER TOPS) 2003年 オキュパイ(THEATER TOPS) やや無情(THEATER TOPS) 2004年 ファンシー★ スグルとマナブと奇抜な父と(THEATER TOPS) 2005年 ラバトリアル(THEATER TOPS) 君はヲロチ(THEATER TOPS) 2007年 チューブラルーム(THEATER TOPS) 青熊辻宮浅河鰻(花まる学習会王子小劇場) 2008年 サナギネ~幼年期の終わりに~(青山円形劇場) 2009年 ユニゾニア〜鏡の国のコロス〜(笹塚ファクトリー) ソビエト〜マヤコフスキィ生誕116年〜(座・高円寺) 2010年 20年目の正直(赤坂RED/THATER) 2011年 サヨナラ(赤坂RED/THATER) 2012年 オルフェゴッコ(座・高円寺) 脚注 [1]“双数姉妹 | 演劇・ミュージカル等のクチコミ&チケット予約★CoRich舞台芸術!”. CoRich舞台芸術!. 2019年9月8日閲覧。[2]“Actor:小池竹見 : 渋谷を拠点に役者を真面目にマネジメントするプロダクション|アスタリスク”. astx.jp. 2019年9月8日閲覧。[3]“『どーも!明星です!』”. 双数姉妹「サヨナラ」稽古場日記. 2019年9月8日閲覧。[4]翔, 綾小路 (2015年8月21日). “初代マネージャー・明星真由美氏の紹介です。折角女優として一本立ちしたのに、どこの馬の骨ともわからないバンドのスタッフになった彼女を心配して、我々のGIGを偵察に来た事がきっかけです。RT @km1979030203060 森山直太朗さんとの出会いのきっかけは何だったのでしょうか?”. @showayanocozey. 2019年9月8日閲覧。[5]“劇団「双数姉妹」、吉祥寺シアターで新作舞台-活動休止前の最終公演”. 吉祥寺経済新聞. 2019年9月8日閲覧。[6]“カンゲキのススメVol.4 双数姉妹『オルフェゴッコ』 | 吉祥寺シアター”. www.musashino-culture.or.jp. 2019年9月8日閲覧。Wikiwand - on Seamless Wikipedia browsing. On steroids.