卵黄嚢
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卵黄嚢(らんおうのう、Yolk sac、Vitelline sac、Saccus vitellinus)は、魚類・羊膜類などの妊娠期における、卵黄を包む膜状の嚢(袋)[1][2]。
この項目「卵黄嚢」は翻訳されたばかりのものです。不自然あるいは曖昧な表現などが含まれる可能性があり、このままでは読みづらいかもしれません。(原文:英語版 "Yolk sac" 16:26, 1 August 2011 (UTC)) 修正、加筆に協力し、現在の表現をより自然な表現にして下さる方を求めています。ノートページや履歴も参照してください。(2011年8月) |
卵黄嚢という名称だが、(魚類などと違い)嚢内に卵黄はなく、液が入っている[3]。臍小胞 (umbilical vesicle) とも呼ばれる。
胎生して約2週目で、ヒューザー膜(ホイザー膜、胚外体腔膜とも呼ぶ)で覆われた一次卵黄嚢が形成される。そして卵黄嚢壁に「血島」(血管や血球の原基)ができる。(ここでの造血活動は卵黄嚢造血と呼ばれ、胎生10日~2ヶ月の間の造血が行われる[4][5]。)
一次卵黄嚢 primary yolk sac(原始卵黄嚢 primitive yolk sac)は縮んで消滅するが、二次卵黄嚢 secondary yolk sacもできる[3]。
最終的に、二次卵黄嚢の背方部は原腸となり、他は萎縮する[5]。
中腸と卵黄嚢をつなぐ卵黄腸管は通常6週目までに消失するが、小腸側に遺残するとメッケル憩室が生じる。
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