北川 太一(きたがわ たいち、1925年3月28日 - 2020年1月12日)は、日本の文芸評論家。
東京生まれ。東京工業大学卒。向丘高等学校教諭。高村光太郎記念会事務局長、高村光太郎一筋に研究をつづけ、『高村光太郎全集』『選集』の編纂にあたった。吉本隆明の盟友。
- 『高村光太郎』明治書院(近代作家叢書)1965
- 『北川太一とその仲間達』「北川太一とその仲間達」編集委員会 北斗会 1985.3
- 『高村光太郎ノート』堀津省二編 北斗会出版部 1991.3
- 『光太郎凝視』日本古書通信社(こつう豆本)1994
- 『高村光太郎を語る 光太郎祭講演』高村光太郎文学碑除幕十周年記念 女川・光太郎の会 2002.4
- 『智恵子相聞 生涯と紙絵』(高村光太郎ノート)蒼史社 2004.2
- 『画学生智恵子』(高村光太郎ノート) 蒼史社 2004
- 『新帰朝者光太郎 「緑色の太陽」の背景』(高村光太郎ノート)蒼史社 2006
- 『観潮楼の一夜 鴎外と光太郎』北斗会出版部 2009.1
- 『ヒュウザン会前後-光太郎伝試稿-』文治堂書店 2015
- 『いのち ふしぎ ひと・ほん・ほか』文治堂書店 2015
- 『光太郎ルーツ そして吉本隆明ほか』文治堂書店 2019
- 『遺稿「デクノバウ」と「暗愚」・追悼/回想文集』文治堂書店 2021
共著編
- 『高村光太郎書』奥平英雄共編 二玄社 1957
- 『高村光太郎全詩稿』 二玄社 1967
- 『高村光太郎詩集』 1969(旺文社文庫)
- 『高村光太郎年譜』 春秋社 1970
- 『高村光太郎造型』吉本隆明共編 春秋社 1973
- 『高村光太郎』(人物書誌大系)日外アソシエーツ 1984.5
- 『アルバム高村智恵子 その愛と美の軌跡』 二本松市教育委員会 1990.3
- 『光太郎と智恵子』津村節子,高村規,藤島宇内共著 新潮社(とんぼの本)1995
- 『高村光太郎書の深淵』 二玄社 1999.11
- 『光太郎遺珠』高村光太郎記念会(小山弘明と共編) 2007.4
- 『連翹忌五十年』 高村光太郎記念会 2007.4