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日本の埼玉県大宮市にあった西武鉄道の電停 ウィキペディアから
内野駅(うちのえき)は、埼玉県大宮市大字下内野(現・さいたま市西区三橋六丁目)に存在した、西武鉄道大宮線の停留場。
大宮市に入って最初の停留場であった。ただし大宮市が成立したのは1940年(昭和15年)11月3日であり、市内の停留場として営業した期間は1ヵ月ほどに留まる。
五味貝戸駅からまっすぐ進み、鴨川で東西に二分された三橋の西側中心部に存在した。駅名は、現在もごく一部が残存する大字下内野に由来している。地理的には現在の三橋交番前に相当する。
1921年(大正10年)前後に電鉄の料金体系が1区間8銭、全線4区の32銭となった。1区間は大宮駅から当駅までと定められ、五味貝戸駅や西遊馬駅は2区間となった[1]。
なお、前々身である川越電気鉄道が1912年に提出した交換可能停留場増設の申請書では、当停留場に交換設備が存在したかのような記述があるが、後に西武鉄道が提出した線路平面図では通常の停留場であり、交換設備があったかどうかは不明瞭である。
道路そのものが埼玉県道2号さいたま春日部線(旧・国道16号)で拡張を受けており、電停の痕跡は残されていない。
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