兵法三十六計
中国の魏晋南北朝時代の兵法書 ウィキペディアから
『兵法三十六計』(へいほうさんじゅうろっけい、中: 三十六計)は、中国の兵法書。兵法における戦術を六系統・三十六種類に分類した内容である。
概要
1941年、邠県(現在の陝西省咸陽市彬州市)において発見され、時流に乗って大量に出版された。様々な時代の故事・教訓がちりばめられているため。
戦術とは関連が薄い内容も含まれ、権威付けのために『易経』からの引用を使って解説しているなど、純粋な兵法書としては粗削りな部分が見られるためか、『孫子』などの武経七書と比較して軍事面では評価が低い。
この本は『南斉書』の王敬則伝「敬則曰、『檀公三十六策、走是上計』」の語源である
兵法三十六計
要約
視点
勝戦計
こちらが戦いの主導権を握っている場合の定石。
敵戦計
余裕を持って戦える、優勢の場合の作戦。
攻戦計
相手が一筋縄でいかない場合の作戦。
混戦計
相手がかなり手ごわい場合の作戦。
併戦計
同盟国間で優位に立つために用いる策謀。
敗戦計
自国がきわめて劣勢の場合に用いる奇策。
脚注
参考文献
関連項目
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