余祭
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余祭(よさい)は、春秋時代の呉の第3代の王。姓は姫。別名は戴呉[1]、あるいは句戴[2]とも表記される。青銅器「工𫊣大𠭯鍦」[3]の銘文では、名は工𫊣[3]、字は大𠭯。寿夢の子。諸樊の弟。余昧・季札の兄。
略歴
諸樊13年(紀元前548年)冬12月、兄の諸樊が戦死すると、その跡を継いで王となった。しかし、余祭4年(紀元前544年)夏5月[4]、舟に乗り移動しながら各地を視察する巡回に出向いたときに、脚を切断され門衛にされた越の捕虜によって惨殺された(『春秋左氏伝』)。
脚注
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