交響曲第1番ト短調『セリューズ』(Sinfonie sérieuse)は、フランツ・ベルワルドが1842年にウィーンで完成させた交響曲である。表題は、フランス語で「厳粛な」を意味する。 ポータル クラシック音楽 初演は1843年、ストックホルム王立歌劇場において従兄弟であるヨハン・ベルワルドの指揮で行われており、唯一生前に作曲者が初演に立ち会った交響曲である。出版は作曲者の死後の1885年に行われた。 楽器編成 フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、トランペット各2、トロンボーン3、ティンパニ、弦五部。 楽曲構成 第1楽章 Allegro con energia ト短調 4/4拍子ソナタ形式。 第2楽章 Adagio maestoso ヘ長調 4/4拍子 自由な三部形式。 第3楽章 Stretto ト短調 3/4拍子 三部形式。トリオはイ長調。切れ目なく第4楽章へ続く。 第4楽章 Adagio-Allegro molto ト短調 - ト長調 4/4拍子 展開部のないソナタ形式。序奏で第2、第3、第1楽章の主題が回想・展開されたのち、長い前置きを経てトロンボーンの伴奏を伴う第1主題が提示される。主題再現、コーダの後にトゥッティがpppからffへとクレッシェンドしてト長調で終結する。 外部リンク 交響曲第1番(注:EUでは著作権有効)の楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト ベルワルド研究会 交響曲第1番 - ウェイバックマシン(1999年10月8日アーカイブ分) この項目は、クラシック音楽に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(ポータル クラシック音楽/ウィキプロジェクト クラシック音楽)。表示編集 Wikiwand - on Seamless Wikipedia browsing. On steroids.