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福島県北塩原村の裏磐梯にある湖沼群 ウィキペディアから
五色沼(ごしきぬま)は、磐梯山の北側、裏磐梯と呼ばれる地域にある大小30余りの小湖沼群のこと。緑・赤・青など、様々な色の沼が点在し、磐梯朝日国立公園に指定されている。
1888年(明治21年)7月15日、磐梯山が噴火して山体の北側の小磐梯が山体崩壊を起こし、岩屑なだれが川をせき止め、数百の湖沼が形成された。大きいものに秋元湖、小野川湖、桧原湖があり、それらに挟まれるように位置する数十の湖沼群や地域が五色沼と呼ばれる。流入している火山性の水質の影響や、植物・藻などにより、湖沼群は緑、赤、青などの様々な色彩を見せることが名称の由来である。
山体崩壊の土砂・岩によって荒れた地域を再生させようと、遠藤現夢が私財を叩いて植林を始めたのがきっかけで五色沼の観光地化が始まった。現在では五色沼には散策路が整備され、宿泊施設が集まるなど、観光地として発展している。
コバルトブルーの瑠璃沼や、磐梯山の眺めがよい毘沙門沼、水中植物が美しい模様を描く弁天沼など、変化のあるトレッキングコースである。
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