中野 恵津子(なかの えつこ、1944年8月29日 - 2013年1月26日[1])は、日本の翻訳家。
新潟市生まれ。国際基督教大学卒業。米国小説を中心に翻訳した。肺炎のため死去。
- 『来たるべきものの予感. 生命潮流』(ライアル・ワトソン、木幡和枝,村田恵子共訳、工作舎) 1981
- 『世界の遺跡と名建築 10 技術の成果』(講談社インターナショナル) 1983
- 『エルスケン巴里時代 1950 - 1954』(エド・ファン・デル・エルスケン、リブロポート) 1985
- 『笑いごとじゃない 世にも明るい闘病記』(ジョセフ・ヘラー,スピード・ヴォーゲル、TBSブリタニカ) 1987、のちちくま文庫
- 『エルスケンニッポンだった 1959・1960』(エド・ヴァン・デル・エルスケン、リブロポート) 1987
- 『タイタニック発見』(ロバート・D・バラード、文藝春秋) 1988
- 『スーパーネイチャー 2』(ライアル・ワトソン、内田美恵共訳、日本教文社) 1988
- 『ビリー・バスゲイト』(E・L・ドクトロウ、文藝春秋) 1992
- 『スーツケース一杯の失敗』(アーマ・ボンベック、文藝春秋) 1992
- 『ブラックウォーター』(ジョイス・キャロル・オーツ、講談社) 1992
- 『レメディオス・バロ 予期せぬさすらい』(ジャネット・A・カプラン、リブロポート) 1992
- 『ワンス・アポン・ア・タイム エド・ヴァン・デル・エルスケン』(エフェリン・ド・レフト、リブロポート) 1993
- 『紐育万国博覧会』(E・L・ドクトロウ、文藝春秋) 1994
- 『中国鉄道大旅行』(ポール・セロー、文藝春秋) 1994
- 『影なき紳士』(マーティン・ブース、文藝春秋) 1995
- 『クリスマスの木』(ジュリー・サラモン、新潮社) 1996、のち改題『クリスマスツリー』(新潮文庫)
- 『キルトに綴る愛』(ホイットニー・オットー、講談社) 1996
- 『ねえ、聞いてる?』(リリー・タック、TBSブリタニカ) 1996
- 『九龍塘の恋』(ポール・セロー、文藝春秋) 1997
- 『ニューヨーク市貯水場』(E・L・ドクトロウ、文藝春秋) 1997
- 『ポール・セローの大地中海旅行』(ポール・セロー、NTT出版) 1998
- 『アメリカ人のまっかなホント』(ステファニー・フォール、マクミランランゲージハウス) 1999
- 『まごころの贈りもの』(ケイ・アレンボー他、TBSブリタニカ) 1999
- 『あなたが最後に父親と会ったのは?』(ブレイク・モリソン、新潮社) 1999
- 『ニッポンだった& after』(エド・ヴァン・デル・エルスケン、大沢類共訳 東京書籍) 2000
- 『脳の探究 感情・記憶・思考・欲望のしくみ』(スーザン・グリーンフィールド、無名舎) 2001
- 『驚くべき天才の胸もはりさけんばかりの奮闘記』(デイヴ・エガーズ、文藝春秋) 2001
- 『灰色の輝ける贈り物』(アリステア・マクラウド、新潮社) 2002
- 『冬の犬』(アリステア・マクラウド、新潮社) 2004
- 『彼方なる歌に耳を澄ませよ』(アリステア・マクラウド、新潮社) 2005
- 『モハメド・アリ アイロニーの時代のトリックスター』(チャールズ・レマート、新曜社) 2007
- 『密会』(ウィリアム・トレヴァー、新潮社) 2008
- 『アメリカの鳥』(メアリー・マッカーシー、河出書房新社、世界文学全集) 2009
- 『50歳の恋愛白書』(レベッカ・ミラー、講談社) 2010
アン・タイラー
- 『ブリージング・レッスン』(アン・タイラー、文藝春秋) 1989、のち文庫
- 『ここがホームシック・レストラン』(アン・タイラー、文藝春秋) 1990、のち文庫
- 『もしかして聖人』(アン・タイラー、文藝春秋) 1992
- 『スリッピングダウン・ライフ』(アン・タイラー、文藝春秋) 1993
- 『時計を巻きにきた少女』(アン・タイラー、文藝春秋) 1994
- 『モーガンさんの街角』(アン・タイラー、文藝春秋) 1995
- 『歳月の梯子』(アン・タイラー、文藝春秋) 1996、のち文庫
- 『パッチワーク・プラネット』(アン・タイラー、文春文庫) 1999
- 『あのころ、私たちはおとなだった』(アン・タイラー、文春文庫) 2003
- 『結婚のアマチュア』(アン・タイラー、文春文庫) 2005
- 『ノアの羅針盤』(アン・タイラー、河出書房新社 2011