中津町 (大阪府)

日本の大阪府西成郡にあった町 ウィキペディアから

中津町(なかつちょう)は、かつて大阪府にあった町。おおむね、現在の大阪市北区中津および淀川区新北野にあたる。

概要 なかつちょう 中津町, 廃止日 ...
なかつちょう
中津町
廃止日 1925年4月1日
廃止理由 編入合併
西成郡・東成郡計17町27村→大阪市
(大阪市第二次市域拡張)
現在の自治体 大阪市
廃止時点のデータ
日本
地方 近畿地方
都道府県 大阪府
西成郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 21,508
国勢調査1920年
隣接自治体 大阪市豊崎町神津村鷺洲町
中津町役場
所在地 大阪府西成郡中津町大字下三番
座標 北緯34度42分51秒 東経135度28分38秒
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歴史

名称は中津川左岸に位置したことに由来する。1898年より開削された新淀川によって南北に分断された。大阪市編入後は、当初東淀川区に所属していたが、中津は1943年に新設の大淀区1989年に北区へ、新北野は1974年に新設の淀川区へ変更された。

沿革

  • 1889年(明治22年)4月1日 町村制施行により、西成郡下三番村、光立寺村、小島新田、小島古堤新田、成小路村が合併して西成郡中津村が発足。大字光立寺に村役場を設置。
  • 1904年(明治37年) 大字下三番に村役場を移転。
  • 1910年(明治43年) 大字小島古堤新田を小島古堤に改称。
  • 1911年(明治44年)2月1日 町制施行。西成郡中津町となる。
  • 1925年(大正14年)4月1日 大阪市に編入され、東淀川区中津町(下三番が改称)、中津本町(光立寺が改称)、新島町(小島新田が改称)、古島町(小島古堤が改称)、十三南之町(成小路が改称)となる。

経済

産業

農業

『大日本篤農家名鑑』によれば中津村の篤農家は、「日昔吉太郎、橋本徳太郎」などがいた[1]。農業を営む人物は「菅本三右衛門[2]、北村源助、土田忠蔵、辻彌兵衛、辻彌三郎」などがいた[3]

商工業

地主・家主

地主家主は「海野源太郎[9]海野八郎海野巻、北村源助、北村亀三郎、北村源次郎、土田伊右衛門、中島正夫」、地主は「土田衛、土田駒吉」などがいた[6][7]

出身・ゆかりのある人物

脚注

参考文献

関連項目

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