中川 真(なかがわ しん、1951年 - )は、日本の音楽学者、作曲家、大阪市立大学 都市研究プラザ 特任教授[1]。
奈良県生まれ。京都大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業、大阪大学大学院文学研究科芸術学専攻修士課程修了。大阪大学文学部助手、京都市立芸術大学音楽学部講師、助教授、大阪市立大学文学研究科教授、国際センター元所長。2001年「音と環境の芸術学」で大阪芸術大学博士(芸術文化学)。
サウンドアート、サウンドスケープ、東南アジアの民族音楽を研究する。1992年『平安京 音の宇宙』でサントリー学芸賞、京都音楽賞受賞。小泉文夫音楽賞、インドネシア政府文化表彰など。ガムラン合奏団を主宰し活発な公演活動を行う一方、船場アートカフェにてアート・プロジェクトを企画する。2012年から開催されている釜ヶ崎芸術大学で講師を務める[2]。
著書
- 『平安京音の宇宙 サウンドスケープへの旅』平凡社 1992 のちライブラリー
- 『音は風にのって』平凡社 1997
- 『サワサワ』高橋ヨーコ写真 求龍堂 2003
- 『サウンドアートのトポス アートマネジメントの記録から』昭和堂 2007
- 『アートの力』和泉書院 2013
編
- 『小さな音風景へ サウンドスケープ7つの旅』(編)時事通信社 1997
- 『これからのアートマネジメント ソーシャル・シェアへの道』(編)フィルムアート社 2011
脚注
外部リンク
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