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かつて北海道寿都郡に営業した函館本線の廃駅 ウィキペディアから
上目名駅(かみめなえき)は、北海道(後志支庁)磯谷郡蘭越町字上目名に所在した日本国有鉄道(国鉄)函館本線の駅(廃駅)である。事務管理コードは▲130101[2]。
開業時から、観音山・幌内山といった海抜600 - 800m程度の山に挟まれた立地であったことから周辺人口はほとんどなく、列車交換のための信号場という役割が強かった。
そのため、廃止の2年前まで無人化は実施されず、無人化後も運転扱いのための職員が配置された。また、熱郛駅 - 当駅間に北海道総局と青函船舶鉄道管理局との境があったため、昭和40年 - 50年頃には小樽方面から来て当駅で折り返す普通列車が日1・2往復設定されていたほか、札幌からの急行列車の終着駅(倶知安からは普通列車)となっていたこともあった。
函館本線を走る蒸気機関車の撮影において、当駅周辺は山間にあり鉄道でのアクセスが可能なことから格好の撮影地とされ、撮影を主におく鉄道ファンで賑わいを見せることもあった。
目名川の上流に位置するため[5]。
廃止時点で、島式ホーム1面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅であった[6]。駅舎側(西側)が下り線、反対側(東側)が上り線となっていた(番線表示なし)[6]。そのほか下り線の外側、駅舎との間に側線を1線有していた[6]。
最終日まで無人駅扱いの運転取扱い要員のみが配置されていた駅であった。駅舎は構内の西側に位置し、ホーム中央部分とを結ぶ構内踏切で連絡した[6]。乗車券類は簡易委託化されており、廃止時まで販売が行われていた。
乗車人員の推移は以下の通り。年間の値のみ判明している年度は日数割で算出した参考値を括弧書きで示す。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
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