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ナデシコ科の属 ウィキペディアから
ワチガイソウ属(ワチガイソウぞく、学名:Pseudostellaria、和名漢字表記:輪違草属)は、ナデシコ科の属の1つ[1]。
小型の多年草で、根は紡錘状または球形に肥厚した肉質の主根とひげ根がある。茎は直立し、ときに下部は地面をはう。葉は対生し、種によっては頂部の葉が十字形に隣接して対生するため、見かけ上は輪生状に見える。花は茎先か葉腋に単生するか、2個以上が集散花序につく。萼片はふつう5個あり、種によって6-8個ある。花弁は萼片と同数あり、白色で、全縁か先端が浅く2裂する。雄蕊は8-10個、またはそれより少なく、葯は赤紫色になる。花柱は2-4個。果実は蒴果で2-4裂し、さらに2裂する。下部の葉腋に花弁と雄蕊が退化した雌性の閉鎖花をつける。種子は腎円形になり、円錐状の小さい突起がある[1]。
北半球の温帯から亜寒帯に約18種あり、ヨーロッパに1種、北アメリカに2種が分布し、残りはアジア北部および東部に分布する。日本には5種が分布する[1][3]。
和名ワチガイソウ属のワチガイソウは、「輪違い草」の意で、牧野富太郎によれば、むかし、この草の名前が判らないので、その盆栽に名前不明の符号である「輪違い」のしるしをしておいたのが、そのまま名前になったという[1][4]。
学名 Pseudostellaria は、ラテン語で Pseudo + Stellaria で、「偽の」+「ハコベ属」の意味[4]。
和名、学名はYistによる。
学名は Pseudostellaria, The Plant Listから、および分布地[3][7]
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