レタス (バンド)
アメリカのバンド ウィキペディアから
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レタス(Lettuce)は、アメリカのジャズ・ファンク/ファンク・バンド。ソウライヴのメンバーとしても知られるギタリストのエリック・クラズノーらによって結成された。
名称の由来は、野菜のレタスではなく「Let us!(俺たちにさせろ!)」という意味から来ている。
1992年にバークリー音楽大学のサマー・スクールで、サム・キニンジャー(サクソフォーン)を除くメンバー;エリック・クラズノー(ギター。クラズと表記)、アダム・ダイチ(ドラム)、アダム・スミルノフ(ギター)、エリック・クームス(ベース)、ライアン・ゾアディス(サックス)、ジェフ・バスカー(キーボード)らが知り合い、ジャム・セッションを重ねていった。これがレタスの母体となる。バークリーに全員が進学すると、クラズは2歳年上のサム・キニンジャーと知り合う。クラズは1年後にハンプシャー・カレッジへと転校してしまうが、旧知のメンバーと連絡を取り、1995年にレタスを結成する。もっとも当初は特定の名前は決めておらず、活動内容はハービー・ハンコック(ザ・ヘッドハンターズ)やジェームズ・ブラウン等のファンク・トラックのコピーをしていた。
バンドは老舗ジャズ・クラブのウォリーズを中心に活動を始める。アイアン・ホース・ミュージック・ホールでもライブを行っており、そこにムーン・ブート・ラバーのメンバーとして出演していたアラン・エヴァンス、ニール・エヴァンスの兄弟とは友人の間柄だった。クラズはエヴァンス兄弟に誘われ、1999年にソウライヴを結成。バンドはレタスとしての活動を休止、ドラマーのチャールス・ヘインズをリーダーとして迎え、ザ・スクアッドと改名した。
レタスの活動が再開するのは、2001年、ヴェロア・レコーディングス(エリック・クラズノーの兄、ジェフ・クラズノーのレーベル)主宰のイベント「Dig Deep」からだ。ジョン・スコフィールド、フレッド・ウェズリー、さらにDJロジック、ジェイムス・ハートもライブにゲスト参加。ソウライヴのニール・エヴァンスも参加した。ジョンとフレッドはレタスの再開後、最初のアルバム『アウタ・ヒア』にもゲスト参加している。
2003年11月にブルーノート東京にて来日公演を果たす。この時の模様がアルバム『ライヴ・アット・ブルーノート東京』に収録される。なお、ジェス・バスカーはスケジュールのために参加できなくなり、代役としてニール・エヴァンスが参加した。トランペッターのラショーン・ロスも参加している。
2008年には2枚目のスタジオ・アルバムとなる『レイジ!』をリリース。ニール・エヴァンスがゲストではなく正規メンバーとして加入し、彼の兄弟のアラン・エヴァンスがミキシング・エンジニアとして参加している。カーティス・メイフィールドの「ムーヴ・オン・アップ」をカバーしており、歌手のドゥエレが参加している。
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