メトロ・ド・レシフェ(ポルトガル語: Metrô do Recife)は、ブラジルの都市レシフェの都市鉄道である。地下区間は無い。
概要
1985年3月11日に開通した。CBUTにより都市高速鉄道が2路線、VLT do Recifeというライトレール路線が1路線運行されている[1]。
路線
路線名 | 種類 | 開業年 | 距離 | 駅数 | 区間 |
---|---|---|---|---|---|
Centro | 都市鉄道 | 1985年 | 25.2 km | 19 | Recife - Camaragibe/Jaboatão |
Linha Sul | 都市鉄道 | 2005年 | 14.3 km | 12 | Recife - Cajueiro Seco |
VLT do Recife | ライトレール | 2012年 | 31.5 km | 8 | Cabo - Cajueiro Seco・Cajueiro Seco - Curado |
都市鉄道
Linha Centro線のRecife ↔ Camaragibe間が1985年3月11日に既存の郊外鉄道路線を使用して開通した。さらにJaboatãoまでの分岐線の区間が1987年8月29日に開業しRecife ↔ Jaboatão間の運行も開始された。2005年2月28日にはLinha Sul線が開通し、Recife ↔ Cajueiro Seco間で運行開始。途中、レシフェ/グアララペス・ジルベルト・フレイレ国際空港を通過し空港連絡鉄道となっている。
ライトレール
VLT do Recifeというライトレール路線が既存の鉄道路線を利用して2012年に開通。メトロ・ド・レシフェと同じCBUTによる運営である。2路線、総延長31.5 km、10駅が設置されている。狭軌のメーターゲージでディーゼル車両による運行である。Cabo - Cajueiro Seco間とCajueiro Seco - Curado間の2区間の運行となっている。
車両
800系
電車は運転室を有する動力つきの先頭車2両の間に、付随車2両が挟まれた4両編成で、車体はステンレス鋼で造られており、座席はガラス繊維強化ポリエステル樹脂でできている。ドアは1両につき片側に4組あり、客室の換気装置は2段階に切り替え可能で、1時間に160回換気できる能力を持つ。1985年から1999年にかけて製作された。
ギャラリー
脚注
関連項目
外部リンク
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