ルーヴル・逆ピラミッド
ウィキペディアから
Remove ads
ウィキペディアから
ルーブル・逆ピラミッド(仏: Pyramide inversée du Louvre)は、フランスのルーブル美術館前にあるショッピングセンター「カルーゼル・デュ・ルーヴル」に設置された採光窓である。ルーブル・ピラミッドの上下を逆さまにして小型化した形状をしている。
逆ピラミッドの四角い部分(通常のピラミッドでは底部となっている部分)は上側になっているため、外から簡単に目にすることができる。
設計事務所Pei Cobb Freed & Partners社により設計され、ルーブル美術館の第二期リノベーション時に設置された。完成は1993年である。1995年にはベネディクトス賞の受賞候補となった。
逆ピラミッドの設置場所は、主要な通路2本の交差部分に位置しており、観光客を美術館の入口へと導く役割を果たしている。張力30トン、13.3メートル平方の鉄製のケーソン枠と合わせガラスでできた逆ピラミッドの頂点は、床上1.4メートルの中空に位置している。ピラミッドを形成する個々のガラスは厚さが30ミリメートルあり、長さ381ミリメートルのステンレス製の十字に接続されている。日が暮れると、サーチライトでライトアップされる。
下向きのガラスのピラミッドの直下の床には、高さ1メートルほどの小さな石のピラミッドが設置されていて、「上部にある、より大きなピラミッド」を映しているかのように見える。それら二つのピラミッドの頂点は、あと少しで触れ合いそうな距離にある。
逆ピラミッドの意味について、何人かの作家が解釈している。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.