ルネスアリー(RENAISSE Alley)は、青森県弘前市にある商業施設。弘南鉄道大鰐線の駅である中央弘前駅のすぐ向かいに位置し、近隣には中三百貨店弘前店がある。
本項では、当施設の前身にあたる「ルネス街」、「ルネスアベニュー」についても述べる。
歴史
前史
1980年2月に「ルネス街」として開業。開業当時は中央弘前駅側(PARTⅠ)のみで営業していた[1]。 1983年9月1日、増床(PARTⅡ)し営業開始。
2006年9月、施設名を「ルネスアベニュー」へ改称し、全面リニューアルを行った[2]。
増床後は地下1階、地上3階建てになり、売場面積も2,489 m2へ拡大[3]。地元不動産賃貸会社のスコーレが運営する[4]。
若者向けファッションテナントや飲食店などが軒を連ねたほか、1階にチーズケーキ専門店チェーン「チーズケーキファクトリー」やカフェ[5]などの店が出店し、2階では「楽市楽座」と銘打ったスペースにチャレンジショップが入居していた[6]。また、館内には商店街振興組合なども入居していた。
ルネスアベニューと中央弘前駅の間を通る都市計画道路「山道町樋の口線[7]」の拡幅事業を行う上で、ルネスアベニューの敷地南側(PARTⅠ。中央弘前駅側)が道路のルート上にかかってしまうため、施設は2017年3月31日をもって一時閉館[8][9]。中央弘前駅側(PARTⅠ)のみ解体[10]した。
2018年12月5日、施設を運営するスコーレは、残された土手町(PARTⅡ)側を「ルネスアリー」という名称で2018年12月に再オープンさせる予定であることを発表[11]。当初は同年12月14日のオープンを予定していた[11]が、工事が遅れていることを理由に、のちにオープン予定日を12月26日へ変更した[12]。
リニューアルオープン
2018年12月、ルネスアリーとしてリニューアルオープン[13]。ルネスアリーの1階にはバーやラーメン店、焼き肉店などの飲食店が入居し、2階にはカプセルタイプの宿泊施設が入居していた[11]。
2020年、新型コロナウイルスの影響や地域の整備計画の変更を受け、11月末までに全テナントが撤退[13]。同年12月に休館となることが発表された[13]。
交通アクセス
鉄道
バス
- 弘南バス - 土手町循環100円バス「中土手町」バス停から徒歩1分
備考
弘前市の中心市街地活性化事業のなかで「(仮称)ルネスアベニューリノベーション事業[14]」の計画地として指定を受けている。
出典
関連項目
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